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新着図書(H23年2,3月)のおしらせ

ジャック・アタリ『国家債務危機』
菅総理大臣が本書を購入して話題になりました。
ジャック・アタリは経済学だけではなく、思想家、歴史家とさまざまな分野で活躍をしています。
ミッテラン大統領の補佐官の経験もあり、現在はサルコジ大統領の諮問委員長をしています。
本書は過剰な債務を負った、それもソブリン(公的債務)を負った国が、どう舵をとっていけばよいか、ヨーロッパやアメリカの財政の歴史から、今後の見通しを予見しています。2月16日の『朝日新聞』では、現在の日本に対して、少ない人口で債務を返済する危険性を主張(本書では「公的債務とは、親が子どもに、相続放棄できない借金を負わせることである」と述べています)増税と歳出削減の対策を緊急にするべきだと、インタビューに答えています。

ミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』
昨年出版された外国文学(翻訳)のなかでとても評判が良かった本です。2007年フランク・オコナー国際短篇賞を受賞しています。英語ペーパーバックも同時に入庫しました。ジュライはパフォーマンス・アーティストや、映画製作なども行っています。思ってもみなかった切り口から物語を作っていきますが、それが現実離れしているのではなく、とても身近に感じられてしまうところが、とても不思議です。やみつきになりそうな短編小説です。

ファビエンヌ・ヴェルディエ『静かなる旅人』
中国へ渡って書道の修行したフランス人女性画家の半生記です。

トニー・ジャット『荒廃する世界のなかで』
晩年はアメリカで生活をしていましたが、イギリス人の歴史学者です。「今日のわたしたちの生き方には、なにか途方もない間違いがあります。」という書き出しからはじまります。歴史学者から今を生きる若者への提言です。英語の原書も同時に入庫しました。

池内紀『ことばの哲学』
姫路市出身のドイツ語学者の関口存男の評伝です。戦前戦後ドイツ語を勉強した人は参考書の著者としてご存じかもしれません。著者の池内紀も姫路市の出身です。

『外交』
事業仕分けで『外交フォーラム』が廃刊となり、外務省が外交専門雑誌を発行することになりました。定期購入をするわけではありません。本号は5号となります。

レイチェル・ボッツマン、ルー・ロジャース『シェア』
大量消費の時代は終わりました。環境問題も考えながら経済活動も低下させないためには、どんな策が必要なのでしょう。インターネットを利用して自動車、土地、スキルなど何人かで共有することで、ビジネスを作るなど、事例をあげて論じています。英語の原書も同時に入庫しました。



リチャード・L・アーミテージ、ジョセフ・S・ナイJr 、春原剛
『日米同盟vs.中国・北朝鮮』
帯にはアーミテージのごつごつした顔の写真に「なめるんじゃないぞ」と書かれてありました。  中身は冷静に読んで下さい。中国と北朝鮮の隣国として日本の立場を討論しています。

宮本雄二『これから、中国とどう付き合うか』
尖閣諸島沖の漁船衝突事件で、いっきに日中関係は緊張しました。今年は辛亥革命100周年、来年は国交正常化40周年となります。中国は大国となりました。両国の国益のために戦略的互恵関係を強化すべきと主張しています。

松原隆一郎『日本経済論』
格闘技好きの経済学者は神戸市出身です。本書は2008年から2010年までの経済問題だけでなく政治問題や医療問題なども分析しています。最終章の「論壇はどこに向かうのか」で著者と読者をつなぐ編集者の仕事に言及し、論壇と出版界のあり方も論じています。

千玄室、千宗室 監修『英文 裏千家 茶道文化入門』
茶道を学ぶ外国の方、茶道を外国人に教える方のための本です。

丸川哲史『東アジア論』
アジアの情勢を知るためのブックガイドです。

富永茂樹『トクヴィル』
トクヴィルはアメリカの民主主義の歴史を学ぶうえでかかせない本、『アメリカのデモクラシー』(原書の所蔵あり)を著したフランスの思想家です。トクヴィルの思想をさまざまな視点から読み解いています。

木村榮一『ラテンアメリカ十大小説』
著者は神戸市立外語大学の学長であり、数々のスペイン文学、ラテンアメリカ文学の作品を翻訳しています。ラテンアメリカの10人の作家をとりあげ、作品を解説しています。これから、ラテンアメリカ文学を読んでみたいと思う方にはうってつけの案内書となります。

塩田武士『盤上のアルファ』
2010年の講談社の小説現代長編新人賞を受賞作品です。著者は神戸新聞の文化生活部記者です。

高橋和志 山形辰史『国際協力ってなんだろう』(岩波ジュニア新書)
国際協力にかかわる24のテーマについて解説しています。ジュニア新書とあなどってはいけません。国際協力、開発の入門書と考えてください。

アルベルト・シュヴァイツァー『わが生活と思想より』
シュヴァイツァー博士の自叙伝です。



坂本典子『阪神・淡路大震災 被災マンション再建』
黒田龍之介『その他の外国語』(寄贈本)
平松洋子『食べる旅 韓国むかしの味』
濱田美紀 福田安志『世界に広がるイスラム金融』
ディビッド・セイン『チームリーダーの英語表現』
上智大学教育学科編『新・リーダーの条件』 
高橋陽子『日本人でも知らない?』


≪洋書≫
Rachel Botsman and Roo rogers “What’s mine is yours”
John W. Dower “Cultures of war”
George Friedman “The next decade”
Tony Judt “Ill fares the land”

≪中国書≫
村上春樹『1Q84 BOOK3』(簡体字)
湊佳苗『告白』(繁体字)

≪絵本≫
ロバート・スウィンデルズ『古代エジプトのものがたり』
ハインツ・ヤーノニッシュ『ノアの箱舟』

≪参考図書≫
『データでみる県勢 2011年版』
『データブックオブザワールド2011年版』
『厚生労働白書平成22年版』
『労働経済白書 平成22年版』
『人権教育 啓発白書 平成22年版』
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