ホーム > 取り組み紹介 > 災害時等多言語情報発信 > 多言語指差しボード
更新日:2025年10月23日
ここから本文です。
(公財)兵庫県国際交流協会では、(一財)自治体国際化協会と協働し、避難所で日本語が苦手な外国人と最低限の意思疎通を図るための「多言語指差しボード」を令和2(2020)年度に作成しました。災害時に外国人住民も被災者となった場合に、避難所運営者と被災外国人のそれぞれが活用できるものです。
1 「多言語指差しボード」について
(1)対応言語
英語、中国語(簡体/繁体)、韓国語、タガログ語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ロシア語、ベトナム語、タイ語、ミャンマー語、インドネシア語、ネパール語
(2)ボードの構成
・ボード1 言語の確認、ボードの使い方(全言語共通)
・ボード2 避難所スタッフ用
・ボード3 被災外国人用
(3)使い方
①ボード1「言語の確認、ボードの使い方(全言語共通)」で、日本語能力の有無を確認します。日本語が分からない場合は、使う言語を確認し、該当言語のボード2「避難所スタッフ用」、ボード3「被災外国人用」を準備します。
②ボード2では、「避難所スタッフが伝えたいこと」、「欲しいもの」、「困っていること」など被災外国人の状況を尋ねる項目が掲載されています。裏面の余白には、必要な連絡先などをメモすることができます。※
※縦レイアウト(ワード版)のみ。容量の都合上、当協会ホームぺージには掲載できないので、利用される場合は、以下の(一財)自治体国際化協会ウエブサイトからデータをダウンロードしてください。
http://www.clair.or.jp/j/multiculture/tagengo/yubisashi.html(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
③ボード2で把握した内容について、該当言語のボード3で被災外国人に意思表示してもらいます。ボード3には、「持病があります」「お祈りがしたいです」などの情報や、「水」「くすり」など、無料で受け取ることができる「欲しいものリスト」を掲載しています。
(1)災害時外国人支援ツール開発企画会議
神戸市、(公財)神戸国際協力交流センター(R4(2022)年度に名称変更)、兵庫県
アドバイザー:人と防災未来センター 楊梓主任研究員(当時)
(2)外国人コミュニティ団体等
関西ブラジル人コミュニティCBK、ひょうごラテンコミュニティ、ベトナム夢KOBE 等
(3)その他
神戸市コミュニティ相談センター(R6(2024).3閉所)/神戸市自治会連絡協議会事務局
<ボードのサンプル画像>


お問い合わせ
公益財団法人兵庫県国際交流協会 企画調整部 企画広報課
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号 国際健康開発センター2F
電話番号:078-230-3267
ファクス:078-230-3280
Copyright © Hyogo International Association All Rights Reserved.