【第49回】日本で歩むグローバルプロフェッショナルへの道

　氏名：アマル　パトレ

　 職業：機械工学士

　 出身国：インド

　 推薦者：播磨町国際交流協会

 

 

 

      

 

●どんな仕事をしていますか？

(株)神戸製鋼所で機械エンジニアとして、圧縮機の機械設計に携わっています。

海外のお客様向けに技術エンジニアリングに係る全面的なサポートを行うことで、同社の海外事業が拡大するように支援しています。

●日本に来る前は、どんな仕事をしていましたか？

現在と同様、インドにあるスウェーデンの会社で、グローバルのお客様への技術エンジニアリングサポートを行っていました。

 

●日本に来たきっかけは何ですか？

私の現在の仕事領域では、非常に高度な技術が必要とされます。このような特殊な圧縮機技術を持っている企業は世界に４社しかなく、そのうちの２社が日本企業です。

また、2006年に大学を卒業後、インドで初めて日本人による面接を受けましたが、その時は日本企業で働くチャンスを得ることができませんでした。それ以来、日本語を学ぶことに興味を持っていました。

●話せる言葉は何ですか？

マラーティー語 (母国語)、ヒンディー語、英語、日本語（勉強中）

 

●あなたの国について教えてください。

インドは、ソフトウエアや情報技術分野において知的人材が豊富なことで多くの国に知られています。

また、GDPは今後10年でどの国よりも高い成長率が見込まれています。インドは素晴らしい！

●一番好きな日本の場所は？

横浜（沖縄に行くまでは）

●一番好きな兵庫県（日本）の食べ物は？

　カレーうどん、天ぷら、淡路島の玉ねぎで作ったオニオンフラワー（玉ねぎをカットして広げ、丸ごと揚げたもの）

●好きな言葉は何ですか？その理由は？

すみません – 使用する状況に応じて意味が異なるため。

いらっしゃいませ – 店員さんによって言い方が異なり、いろんなバージョンがあるから。

●休みの日は何をして過ごしていますか？

観光、映画鑑賞、日本語学習。

●将来の夢や目標を聞かせてください。

一流のグローバルプロフェッショナルとなり、日本人のような謙虚さを身につけることです。

●海外から来る人々に兵庫県（日本）のPRをお願いします。

日本には魅力的な場所がたくさんあるため、公共システムにおいてもっと英語を活用し、また「ツアーアンバサダー」を作ることで、海外からの観光客を増やすことができると考えます。同時に、私たちインド人にとっても日本への移住のハードルが下がると思います。

●日本の皆さんに一言

皆様の親切なサポートに感謝しています。「宇宙全体が私の家」というコンセプトを一緒に推進しましょう。